

(1)室内の響き(残響時間)
響きは、音楽に豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると演奏の妨げになります。
また、極端に響きの少ない環境では、演奏する音楽に違和感があり、つまらない音になってしまい、
快適な環境を得ることができません。
室内の最適な残響時間は、音楽のジャンルにより異なります。クラッシック・アコースティックな音楽では、
やや長め(ライブ)、ロックなどでは短めに(デッ ド)設定します。また、用途が多目的の場合は、
可変残響装置や吊り下げ吸音体、反射板を好みに合わせ設置することもできます。
下記グラフに一般的な使用用途による最適残響時間を示しました。
(2)音響障害の防止
演奏しやすく、高音質で快適な音空間を実現するためには、“響き”だけではなく、音質を悪くする反射音を
無くすことが必要です。特に、平行する大きな反射面がある場合は、音響障害となりますので対策が
必要となります。
■平行する大きな反射面の対策
| 拡散処理(形状変形) | 部屋の形状を変形する 拡散体を取り付ける |
| 吸音処理 | 内装仕上げを吸音構造にする 吸音パネルを取り付ける |